2017 年秋ごろ、株式会社アルテリアに「日本で所有している土地に、家族 3 世代が優雅に過ごせる建物 を建てたい」というご相談がありました。建て主様のご要望を叶えるため、同じく海外での業務経験が豊富な株式会社石原山口計画研究所様とタッグを組み、計画がスタートしました。世界各国で多くの建築物に親しみのある建て主様のため、磨かれたその独特な感性とこだわりに応えられるよう、「一貫性」を意識して計画をおこなった。外観は当初日本風のデザインを意識していたが、室内はフランス風を基調としていたため、石材を用いたヨーロッパテイストに変更。 標準の石では重厚感と高級感が出ないため、中国の廈門(アモイ)から船で輸送した大判で厚みのある石材を採用。また石を積んでいるよ うな仕上げとするため、念入りな施工計画をおこなった。日本っぽさを残すため、中庭は飛び石や紅葉を配置し日本庭園をイメー ジした。周囲をガラスで囲むことで、内部から常に眺めることができる。建て主様のご要望もあり、天井を高くし建物内部の空間を広く取って いるため、空調などの設備はホテル仕様のものを採用。セントラル厨房や鉄板焼きダイニングなど、本格的な設備を取りそろえた。竣工後建て主様が見に来られて、その仕上がりに大変ご満足いただけました。